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2017年11月26日日曜日

ウォーゲーム ハンドブック・・・今でも教科書

 模型誌「ホビージャパン」に掲載されていたシミュレーション・ウォーゲームのコーナーが独立して、専門誌「タクティクス」として発行され、アバロンヒル社や SPI社のウォー・ゲームが日本語化され多数発売されるようになった。

 私が住んでいた地方では取扱店はなかったので、夏休み等、親戚が多かった東京へ行った時に、代々木や池袋パルコ内のポストホビーへ行って、買いましたね・・・お小遣いの範囲内なので、 ひとつ購入するのがやっとでしたが。

 そんな中、1982年の晩秋に書籍「ウォーゲーム ハンドブック」がホビージャパン社から発刊された。著者はこの方面の第一人者、ジェームズ・ダニガン氏。
今でも教科書「ウォーゲーム ハンドブック」

 内容は、各種シミュレーション・ゲームの特徴・歴史・問題点等から始まり、コンピュータの活用(当時は、カウンタ+マップが主で、判定等複雑な処理をサポートするためにパソコンを使うものもあったのですよ。)、そして最後はデザインしてみよう、というもの。

 実際の地図をベースに、手順を踏みながらウォー・ゲームを作るのだが、そこでできたゲームは実際にプレイすることが可能・・・実際、ミニゲームとしてかなりの回数、遊美ました。基本が詰まっているので、シンプルだが飽きない。ある意味、名作です。

本書に掲載されている米・独対決の「メッツ進撃作戦」
これをよくプレイするようになって、「もっとミニゲームを発売して欲しい。」と思うようになった。
 本格的なものは 1プレイ = 数時間というものがほとんど。友達に頼んでもなかなか付き合ってもらえない。
 その点、ミニゲームならルールも簡単で 1プレイ 30分〜1時間程度と「人生ゲーム」程度。

 この本を読んで困る点は・・・自分でもデザインしてみたくなるんですよね。笑

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2017年11月18日土曜日

サバイバル・・・役に立つゲーム

 本日紹介するのは「アウトドア・サバイバル」。
 地形や野生動物の脅威から身を守りながら、マップを移動するボード・ゲームである。

 「スコード・リーダー」等とともにカタログに掲載されていて、ずーっと気になっていた。よって、実際に購入したのは、「スコード・リーダー」の 5、6年後だったと思う。

野生動物との遭遇も脅威となる「サバイバル」

 ルールが簡単なので、よく遊びました。
 このゲームと柘植久慶先生の著作等で、実践的なサバイバル技術を身に付けることができました・・・感謝。

 実生活でもゲームでも、クマには遭遇したくないですね。

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2017年11月17日金曜日

パットンズ ベスト

 「ヘックス型が大好き!」と言いながら、今日紹介するのは昨日に引き続き「非ヘックス型」の戦車モノ「パットンズ ベスト」。

 第二次世界大戦のヨーロッパ戦線における米陸軍 M4 戦車 1両の戦闘をシミュレート。

 そう! お気付きの方も多いかと思うが、ブラッド・ピット製作・主演の映画「フューリー」そのもの・・・と、言っても「パットンズ ベスト」の方は発売されてもう 20年以上経っているけどね。

 ブラピ、このゲーム、プレイしまくってたんじゃないの? って思うくらい。

M4戦車のシートを眺めているだけでも楽しい。ファイア・フライなどもあるし!

 このゲームの醍醐味は、戦闘もさることながら「キャンペーン」にあるだろう。
 故障や補給に苦労しながら戦い生き延び、時には新型戦車に乗り換え、ヨーロッパを進軍する。

「この状況で、どうやって戦えって言うんだよ、クソったれ!」

って愚痴りながら乗り切るしかない。泣

 3DCG のゲームも悪くはないが、状況を頭の中で妄想しながら、思考し、手順を追って進めるシミュレーション・ウォーゲームならではの緊張感を味わえる。

 おすすめは、映画「フューリー」をヘビー・ローテーションしながらのプレイ。
 別に「ガールズ アンド パンツァー」でも良いんですが、そうなると緊張感が・・・。笑

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2017年11月16日木曜日

アップ フロント

 「スコード リーダー」のカードゲーム版(?)として開発された「アップ フロント」。
 このゲームには「カウンター(ユニット)」や「マップ」など、シミュレーション・ウォーゲームにあるべき要素が、無い。全てカードで表現されているのだ。

 マップ上に展開しないので当然のことながら全体を見渡すことがないため、遭遇戦の緊迫感は本家より数段増している。
「スコード リーダー」の世界をカードゲームとして再現した「アップ フロント」
基本ルールは比較的少ないので、初心者の敷居は低い。
 戦闘員や車両も詳細がカードに記載されているので、これらを一つ一つ見るだけでも、楽しい。

 「トレーディング カード」ゲームのように、基本セットとか拡張セットに小分けして。売り出したら良いのになぁ、と思う。
 「とっつきにくい」・「ルールが複雑」というシミュレーション・ウォーゲームのイメージを払拭し、裾野を広げる可能性がある。なんとかならんものかなぁ・・・。

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2017年11月15日水曜日

You、アプリ作っちゃいなよ!

 このブログのタイトル通り、ヘックス型シミュレーション・ウォーゲームが大好きです。
 でも、対戦相手が見つからず、悶々と・・・。

 ならば、作っちゃえ!

 スマホアプリなら、いつ、何時(誰の挑戦でも受ける、的な)、そしてどこでも遊べるやん! と思ったのが地獄の始まり。

 結果から申しますと、基本的なところは出来上がり、Apple さんの App Store にてダウンロードできるようになっております。

 ここまでも大変だったのですが、これから、あれやこれや機能を付け足し、アプリ史に残る超大作に育て上げなければなりません・・・てなことを書いていこうと思います。

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2017年11月11日土曜日

アンブッシュ!

 とある日、模型誌「ホビージャパン」を見ていると、対戦相手がいない私に朗報が!

 なんと、最初っからソロ・プレイ用に開発されたウォー・ゲームが発売されるとのこと。しかもテーマが「待ち伏せ」とは・・・なんというマニアックな!

 それがこのヴィクトリー・ゲーム社製の「アンブッシュ!」。
「ひとりでできるモン!」、画期的なウォー・ゲーム「アンブッシュ!」
ヘックス型マップとカウンター(ユニット)をベースに、サイコロと乱数表のようなカードを差し込んだ「窓開きスリーブ」により「起こった事」を決定。それに基づき「パラグラフ・ブック」なるものに記載されている指示・行動に従いながらが進行するという画期的なシステム。

 ひとりでできるモン!

 (私は一個しか持っていないが)拡張シナリオ等も複数追加発売され、(局地的に)盛り上がっていたことを覚えている。
マップ上にマニュアル、パラグラフ・ブック等を並べて見ました。
それまでの(対戦相手がいないという)ストレスを発散するかのようにプレイしたので、マニュアル等ボロボロ。笑

 今の時代、コンピューター化もアリ。
 「パラグラフ・ブック」の部分をスマホ・アプリ化して、実際のヘックス型マップとカウンター(ユニット)と組み合わせて使うのもアリ。

 いろいろ想像するだけでワクワクする・・・作ってみたいなぁ。

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2017年11月10日金曜日

デザイナーズ キット

 ちょっと毛色の変わったものをご紹介。
 ホビージャパンの「デザイナーズ キット」。違った意味でワクワク感 No.1 でしょ!
ヘックス白地図、ヘックスが描かれているレポート用紙、カウンター等が同梱
市販のウォー・ゲームは難しすぎるので、自分で遊ぶ「ミニ・ゲーム」を作るのに重宝した。
 特にヘックス型のレポート用紙。システムやマップを「あーでもない、こーでもない」と考える時に必須。今も使っています。
 まだ余裕はあるが、これ、今も販売されているのだろうか・・・。

 白地図とカウンター(ユニット)だけでも将棋やチェスのように遊べるし。笑
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ファイア パワー

 「スコード リーダー」の次にハマったのが「ファイア パワー」。
 基本的に歩兵戦が大好きなので、「スコード リーダー」をより一層深掘りしたシステムには感激した。そして M16A1 や AK47 などの現代のスモール・アームズ!

 しかーし、システムが細かすぎて、やる気が全く起きない。

 なので、読んで、見て、空想して楽しむ「いつものパターン」でした。

 対戦車ライフルで軽装甲車を撃破するなんて、想像しただけで震える。部隊が危機に瀕した時に、颯爽と現れ・・・「バン!」ってね。「戦車猟兵」って言葉の響きが最高ですわ。
歩兵戦を突き詰めた「ファイア パワー」
今の時代、ややこしいことは全てコンピューターに任せて、戦闘に集中できたら良いのに。
 3D アクションゲームは、結局「テクニック」という感じがして、(楽しいのですが)もっと作戦感が欲しいのですよ。

 楽チンに、そして考えながら戦いたい・・・。
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スコード リーダー

 最初に買ったシミュレーション・ウォー・ゲームは、アバロンヒル社の「スコード リーダー」だった。
 当時は、ファミコン全盛期。対戦相手など見つかるはずもなく・・・。
 「基本ルール」を読んで、一人でユニットとマップを眺めていたなぁ。
なぜか「ホビージャパン」の説明書と「木屋通商」の説明書を所有しております。笑
「射線」や「視認率」やら、コンピューターさんにお任せすれば、プレイに集中できるのにね。遊ぶ前に挫折する。

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2017年11月8日水曜日

昔は「ウォー・ゲーム」でしたね。

 子供の頃から(今も)LEGO とプラモデルが大好きで、模型誌「ホビー・ジャパン」を毎月買っていた。好きな戦車が出ている時は予算が許せば「モデル・アート」も。

 とある月、「ホビー・ジャパン」に「ウォー・ゲーム」なるものを取り上げた記事が掲載されていた。戦車や装甲車のプラモデルを使って、戦闘を再現するのだ。
 地図の上に樹木や建物をならべ、敵・味方に分かれて車両を配置。射線と距離をメジャーで測り、移動・戦闘を行うものだった。

 「やってみたい!」

第一次世界大戦に活躍した「ホイペット』
と思ったものの、手持ちの戦車のプラモデルは少数。付き合ってくれる相手もおらず、記事を読みながら空想するだけでした。

 その後、「ホビー・ジャパン」にヘックス型のウォー・ゲームの記事が掲載されるようになり、専門誌「タクティクス」が創刊されました。

 ワクワク・ドキドキの反面、同じ趣味の仲間がいない、という悲しい状況は続くのでした。
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