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2022年1月20日木曜日

友人の訃報。

 お正月ボケが抜けない 1月4日、友人から「午後、入院しました。また、連絡します。」というメッセージ。
 即「あらら。お大事になさってください!」と返信。
 しばらくして、既読になった。

 その 2週間後の 1月18日、訃報が届く。
 入院の 2日後、1月6日に息を引き取ったとのこと。
 享年 65歳。

 癌の治療で入退院を繰り返していたことは知っていたが・・・。

 彼は 9歳年上。
 私が 18歳の頃に知り合ったので、もう 40年近くの付き合い。

 映画や漫画・アニメ等の好みが一緒で、先輩にも関わらず「友達」感覚。

 私が東京を離れた後も、直接会うことは減ったが、お互い仕事を発注したり請け負ったり。

 ご自身の会社の経営がうまくいかなかったり、離婚してご家族が離散したり、不遇の時期があり、「首を吊った」が死にきれず、それ以降は、仕事に恋に勢力的に精力的に取り組んでいた。

 中でも電子小説化した「小説」は、Kindle での販売数が伸び、SNS で楽しそうに発信していた。
 完結していないものもあり、心残りであっただろう。

 でも、SNS には彼が発信したものは残っているし、電子書籍は販売され続けている。
 一緒に作ったアプリもダウンロードされ続けている。

 彼の肉体は失われ、大きな喪失感がある反面、未だ存在が身近に感じられる。

 「この世」と「あの世」の境に、はっきりとしない曖昧な第三の「世」、「デジタルの世」が存在しているんですね。

 ご冥福をお祈りします。


 

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