即「あらら。お大事になさってください!」と返信。
しばらくして、既読になった。
その 2週間後の 1月18日、訃報が届く。
入院の 2日後、1月6日に息を引き取ったとのこと。
享年 65歳。
癌の治療で入退院を繰り返していたことは知っていたが・・・。
彼は 9歳年上。
私が 18歳の頃に知り合ったので、もう 40年近くの付き合い。
映画や漫画・アニメ等の好みが一緒で、先輩にも関わらず「友達」感覚。
私が東京を離れた後も、直接会うことは減ったが、お互い仕事を発注したり請け負ったり。
ご自身の会社の経営がうまくいかなかったり、離婚してご家族が離散したり、不遇の時期があり、「首を吊った」が死にきれず、それ以降は、仕事に恋に勢力的に精力的に取り組んでいた。
中でも電子小説化した「小説」は、Kindle での販売数が伸び、SNS で楽しそうに発信していた。
完結していないものもあり、心残りであっただろう。
でも、SNS には彼が発信したものは残っているし、電子書籍は販売され続けている。
一緒に作ったアプリもダウンロードされ続けている。
彼の肉体は失われ、大きな喪失感がある反面、未だ存在が身近に感じられる。
「この世」と「あの世」の境に、はっきりとしない曖昧な第三の「世」、「デジタルの世」が存在しているんですね。
ご冥福をお祈りします。